暇人吉之助清話-ワセスポ、昭和、世相、時事-
2024-01-31T20:04:15+09:00
dawase86
毎度、飲み屋で話していること。つまらない、くだらないと自嘲気味に思っていたけれど、この際、公にしてそのくだらなさを他者と共有したくなりました。人生幸郎よろしくぼやき節。しばし、お付き合いを。
Excite Blog
桐島聡死す
http://dawase86.exblog.jp/33237576/
2024-01-29T20:51:00+09:00
2024-01-29T20:51:59+09:00
2024-01-29T20:51:59+09:00
dawase86
世相・時事
しまった桐島聡。
あまりに古い事件なんでマスコミの
報道もかなり混乱混同していて
どうも当てにならない。そこで桐島聡研究家(笑)として
記事を書きたくなったというわけで。
まず、桐島の報道でやたらと
三菱重工爆破事件の映像が流れる
けれども、桐島はこの事件には
関わっていない。
そもそも所属していたと報じられて
いる「東アジア反日武装戦線」と
いうのは、看板のようなもので
反日活動家であれば、この名の下に
共同して闘争を行うという
ものであった。
「連続企業爆破事件」は、この看板に
集ったグループが「狼」「大地の牙」
「さそり」で桐島は「さそり」に
所属していて三菱重工爆破事件は
「狼」の犯行であった。
8件の爆破事件が確認されているが
基本的にはそれぞれのグループに
よる計画実行であるが、3グループ合同と
なったのが「間組本社・工場爆破事件」
である。桐島の時効が停止されたのは
この事件の犯行で、後に海外逃亡する
ことになる大道寺あや子と佐々木規夫が
共犯であったからである。
グループは非公然化を徹底していたため
リーダー以外の交流はほとんどなく
桐島も大道寺や佐々木との接点は
なかったのではないか。
メンバーの多くは全共闘運動等
活動していたが、桐島の活動歴は
はっきりしない。同じ明治学院大学の
宇賀神寿一に誘われたのだろう
ぐらいにしか判明していない。
言うなれば、極刑無期間違いなしの
メンバーが大道寺将司、大道寺あやこ、
片岡利明、佐々木規夫、黒川芳正ならば
桐島は軽くはないにしろ有期刑であろう
立場。現に「さそり」で同じような
役割だった宇賀神は懲役18年である。
因みに宇賀神は事件から7年して
逮捕されるけれども、新聞配達を
やっていて特に支援者の存在も
なかったことから桐島も孤独な
逃走劇だったと思われる。
中核派の大坂や日本赤軍の重信と
違って組織的には脆弱なグループで
あったから強力な支援は期待できな
かったのではないか。
さして、活動歴もなく明治学院大学の
4年生だった桐島が何故、ここまで
逃げてきたのか、逃げてこれたのか、
不思議でならない。
49年間、何を思って逃げ続けたのだろうか?
一斉逮捕で捕まっていれば30代で出所
できた可能性が高く、桐島にとっては
逮捕されなかったことが不運であった
とも言える。
本人が死んでしまったので真相解明は
困難であろう。公安の失態とは
言わないが、神奈川に40年もいたと
知って、地団駄踏むしかない。
海外逃亡でもしていると決め込んで
いたのかもしれない。
アパートローラー作戦でもやって
いればよかったと今更ながら思うが。
わたくし的には小学生の頃から
永年、引っかかっていた人物だけに
生死がわかっただけでも、何だか
すっきりした今朝の死亡報道であった。
]]>
世紀の愚策。世紀の無駄遣い。特定保健指導
http://dawase86.exblog.jp/32951440/
2023-04-18T22:41:00+09:00
2024-01-28T14:48:01+09:00
2023-04-18T22:41:47+09:00
dawase86
よもやま話
国費を数百億円も浪費させているこの
阿呆な政策は、結局のところ、厚労省と
指導を請け負う会社のズブズブな癒着
なんだろう。
請負会社にはパーソル他中抜きお得意の
関係会社がひしめく。
効果が無いのに止めない理由はここに
あるのだろう。
マスコミも野党もこういうことを
追及してほしいものだ。
「腹囲は1年後に-0.34 cm、体重-0.29kg
BMIは-0.10(p=0.008)とわずかでは
あるが減少した。しかし3、4年後には、
有意差は消失し効果がみられなかった。
心血管リスクに関して、収縮期血圧、
拡張期血圧、HbA1c、LDLコレステロールの
いずれも1~4年間で改善が認められなかった。
(リンク先より抜粋)
メタボ健診の特定保健指導に心血管リスク低減効果なし|医師向け医療ニュースはケアネット (carenet.com)
]]>
早稲田川柳第2回-「これがワセダの青春」-
http://dawase86.exblog.jp/29825235/
2018-10-31T21:43:00+09:00
2024-01-28T14:48:01+09:00
2018-10-31T21:43:20+09:00
dawase86
好きなんです
ハリセンボン、箕輪はるかさんが選ぶ
特別賞に。
知らぬ人俺のノートのコピー持つ
早稲田川柳佳作となった。
ありがたい限り。
ペンネームは引き続き、駄早稲八十六
以下、今回応募作。
青春の門の如くに我上京
君を待つビッグボックス前六時間
早慶戦他大の女子が埋め尽くし四畳半共同トイレ鶴巻町桜舞い校歌飛び交う箱根山春の風新入生にビラ吹雪馬場で飲む肩組む隣知らぬ人紺碧の空を見上げる徹夜明け年下の上級生に飲まされて
合コンと麻雀には出席よく早稲田から馬場まで歩く道楽し
古本の書き込み読んで共感す
試験の日初めて教授の顔を知る
文キャンにレベッカ来たぞ!!」友が言い
学際で黒木香が笛を吹
早稲女なる存在を知るコンパにて
入試の日曇るガラスに合格と
上京し独り寂しく入学式
入学式歌詞を見ずとも校歌斉唱
待ち合わせは夕闇迫る安部球場
2698(ニロクッパ)2浪くわない受験番号!
学生のストライキって意味あるの?
新歓でさかえ通りで酔いつぶれ
追いコンでさかえ通りで酔いつぶれ
三田さんが早稲田文学編集し
持込可それでも解けぬ疑問だな?
酒、麻雀、故郷の親は泣いてるぞ!
学祭でナンパに勤しむ男子なり
西早稲田四畳半に宇宙見る
卒業の日二本の歯ブラシ悲しげに
自らの紫煙浴び待つラウンジで
紺碧で鼻をくすぐる君の髪
雑踏のキャンパスに聞こゆ故郷の声
都電揺れまどろみの中君を見る
学バスの窓外に移る(映る)君を見て
演博の裏でキャッチボール怒られて
入試中窓の外は雪景色
立て看とアジ演説に早稲田見る
講演会多士済々の早稲田なり
6地下の部室で鍋して怒られて早稲田にて得た幸せは?嫁との出会い?
家賃より高いスーツでお洒落して
文キャンのスロープに君の後姿
]]>
再会
http://dawase86.exblog.jp/29796553/
2018-10-15T07:17:00+09:00
2024-01-28T14:48:01+09:00
2018-10-15T11:25:41+09:00
dawase86
好きなんです
入り口からその人が入ってくるのが見えるよう、もっとも見たところで、その人の顔を知らないわけだが、店に入ってすぐ左の席に座ったのだけれど、西陽が頬に強く当たって眩しくて、カーテンも取り付けていないものだから、下を向くしかない。 一枚の写真を見続けている。褪色して所々に染みがつき、折れ曲がった痕もあって、時の流れに少しばかり感傷的な気持ちになって、そう子供の頃からずっとこうしてたもんなあと、写真の中の長く伸びた影を指先でなぞってみる。 メリーゴーランドの前で、若き日の母とまだ3歳にもならぬ僕がにこりともせずに立っている。二人とも目を細めながら、お揃いのTシャツ姿をしてさして乗り気でもないピースサインをカメラに向けている。長く伸びた影。父である。唯一、父と一緒に写っている写真だ。正確に言えば、父そのものではなく、父の影と写っている写真だが。実際のところ、この写真を撮られたことも、父の顔も全く記憶になくて、小学校に入った頃、父はどこにいるんだと、あまりにうるさく母に言うものだから、母が死んだ父が撮ってくれた写真だよと、タンスの奥から取り出して手渡してくれたものだ。どうして父が写っている写真は無いのかと訊くと、死んじゃった人を思い出すのもつらいからねえと、笑顔で言い切る母に不信感を持ちながらも、二十五になるこの歳まで父は死んだものと信じ込んで過してきた。 それが先月のこと、突然、母が父は生きているんだよと切り出してきて、何を今更と呆れてしまったわけだけれど、急に心持がすっきりして、会いたいもんだねと、そう期待もせずに言ってみたら、近くに住んでいるから連絡しておいて上げると、母が言う。そんなに簡単に連絡できる関係なら、何を今まで死んだと嘘をついていたのか、甚だ理解に苦しむのだが、母なりの事情もあったのだろうと、問い詰めることもしなかったが、お前もお嫁さんをもらうことになったしねと、どうやらそのことが正直に話すきっかけになったようだ。 それから、何日かして、母から今日のこの日にこの場所でこの時間に来てくれることになったからと言われて、約束より1時間も早くやってきたのだった。 写真の影に思いをめぐらせながら、何本目かの煙草に火をつけようとしたとき、テーブルに影が覆った。長く伸びた影だ。ゆっくりと顔を上げた。
光文社第5回ショートショート「その他印象に残った作品」https://yomeba-web.jp/ss/ss-offer/講評「再会」
父親との複雑そうな関係が、遊園地で撮られた幼い頃の唯一の家族写真から描かれる。遊園地をテーマとしたSSとは違うものの一シーンを切り取った掌編。
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早稲田川柳第1回-私とワセダ-
http://dawase86.exblog.jp/29762510/
2018-09-25T21:46:00+09:00
2024-01-28T14:48:01+09:00
2018-09-25T21:46:57+09:00
dawase86
好きなんです
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クラス会
http://dawase86.exblog.jp/29750204/
2018-09-19T00:12:48+09:00
2024-01-28T14:48:01+09:00
2018-09-19T00:12:48+09:00
dawase86
好きなんです
はじめはどことなくぎこちなかった会話も、会が進むにつれ
、懐かしい話で盛り上がる。
あちらこちらで大きな笑い声が弾(はじ)ける。
と、背後から誰かがバシッと肩を叩(たた)いた。
「いずみ!」
振り返れば、野球部でバッテリーを組んだエースが満面の笑みで
僕を見下ろしていた。
「いずみくーん」
エースの後ろから飛び出すように、クラスで一番人気だった
彼女もやってきた。
部長でも、お父さんでも、オヤジでもなく。
ここには、まさしく僕、和泉がいるのだ。
(川崎市麻生区・会社員・51歳)
東京新聞2018年2月4日300時小説入選作]]>
ポイントのご利用は?
http://dawase86.exblog.jp/29600666/
2018-06-27T13:53:00+09:00
2024-01-28T14:48:01+09:00
2018-06-27T13:53:30+09:00
dawase86
好きなんです
始まったところだった。
LEDの照明が、テーブルいっぱいに並べられた料理を
華やかに浮かび上がらせている。
上鮨や大皿に盛られたサラダ、唐揚げ。どれもこれも
ヒロシの大好物ばかりだ。
大瓶からグラスに注ぐビールの音が心地よく響く。
「さあ、乾杯しよう!オヤジ!!」
「おお。そうだな。乾杯!!」
ヒロシの声にやや耳が遠くなったトクゾウが真っ先に反応したので、
三人とも声をあげて笑い出す。
「あなたはこういうときだけ耳がよくなるのね」
タミヨの声が弾んでいる。
「そうかあ?」
頭頂部まで髪が後退したトクゾウが、額に深く刻み込まれた皺を
上下に揺らしながら、とぼけた声を出す。
「さあ、母さんも一杯やろうよ」
「わたしは飲めないからねえ」
「息子が帰ってきたときぐらい、いいじゃないか」
「そうだね」
タミヨが、グラスにそっと口をつけ、泡を少しばかり飲んだ。
「仕事は無事に終わったのかい?」
白髪が増え、目尻の皺も目立つようになったタミヨであるが、
色白で肌の張り具合がよく、とても80近い年には見えない。
「ああ、契約も取れたし、いい出張になったよ」
「それはよかったね」
タミヨは、唐揚げにレモンを絞って、箸でひとつ、ふたつと
ヒロシの小皿に置いた。
「マサコさんは元気か?」
片手に持った瓶ビールを斜めにして、トクゾウがヒロシと自分の
グラスに注ぐ。
「ああ、元気過ぎて困ってるよ。最近、ヨガ教室に通い始めた」
「マサコさんは活動的だからね。わたしもヨガ、やろうかしら」
「いいんじゃないか、お前もやったら。健康にいいみたいだぞ」
「お父さんが飲むのを少しは我慢してくれたら、ヨガ教室の
お金も出せますけどね」
「そんなこと言ってお前、結構、ヘソクリがあるんじゃないのかあ?」
トクゾウが、嫌味な笑みを浮かべる。タミヨは動じることもなく、
鉄火巻を手に取り口に入れた。
「ユウ君は、小学校、慣れたの?」
タミヨが、サラダを取り分けながら訊いた。
「ああ、毎日、楽しくて仕方がないみたいだ。
友達も沢山、出来たようだしね」
「そうなの。もうしばらく会ってないからねえ。
大きくなったんだろうねえ」
「そうだな。クラスでも大きいほうだよ。
もう随分とこっちに連れてきていないから、
正月にはマサコとユウで帰省するかな」
「えっ、ほんと!今から楽しみ。ねえ、お父さん」
「おお、もう何年も会ってないからなあ」
にぎやかな食卓は続く。マサコやユウの話題が中心だったが、
ヒロシの子供の頃の話になると、3人ともしんみりと過ぎ去った
時間を想った。
ヒロシが、ビール5杯とハイボール2杯を飲み終えると、テーブルに
置いたスマホのアラームが、けたたましい音を立てて振動した。
テレビに目をやると21時のニュースのオープニングが流れている。
「本日も御利用ありがとうございます」
ヒロシが立ち上がり、深々とお辞儀をすると、少し酔ってしまったのか、
やや間があって紅潮した顔のトクゾウがゆっくりと腰を上げ、
ひょこんと頭を下げた。
「あら、もう2時間経っちゃったのね。
いつもこの時間は速く過ぎちゃうのよね」
そう言うと、タミヨは「イメージ・ファミリー・クラブ」と
書かれたカードを差し出した。
「ポイントのご利用はなされますか?100ポイントですから、
10%オフになりますが」
ヒロシが丁重にそう伝えると、即座にタミヨは返答する。
「いえいえ。まだまだ。もう少し、ポイント貯めれば孫のユウにも
会えますからね」
タミヨが満面に笑みを浮かべた。
ヒロシとトクゾウは声を揃えて、
「ありがとうございます。またのご利用をお待ち申し上げております」
と、大きな声を出して、ほぼ垂直に頭を下げたまま5秒待った。
「それでは失礼致します」
息の合ったふたりの声。ドアを開け外に出るとタミヨが
玄関先まで見送りに出てきた。
「奥様、どうぞお気遣いなく。お戻りくださいませ」
ヒロシの声のトーンが高くなる。
いつまでも手を振るタミヨの姿が見えなくなり、
ヒロシは大きく息を吐いた。
「ああ、疲れたなあ。オッサン、もうちょっと飲んで帰るか」
トクゾウがニヤリと笑った。前歯が一本抜けたトクゾウが、
「いつもすまんな」と、ポケットから取り出した唐揚げを頬張った。
光文社第4回ショートショート優秀作
講評
「ポイントのご利用は?」
家族の団らんを仮想家族で得ることはこれからの世にあるかもしれない。
お金でという直接的なものでなく、貯めたポイントを出して来るところに、
すでにそれを利用するということが当たり前になっている状況が見えて
滑稽でうすら寒い。最後のスタッフたちの会話はもう少し工夫が
あってもいいかもしれない。]]>
愛という名のもとに
http://dawase86.exblog.jp/26572129/
2017-04-10T14:03:47+09:00
2024-01-29T20:53:27+09:00
2017-04-10T14:03:46+09:00
dawase86
いにしえ
1月にCSで一挙放送した
「愛という名のもとに」の録画をやっと見終える。
92年1月に放映されたドラマだからもう25年前か。
自分自身、入社3年目になろうとしているとき
だったから、結構、思い入れ強く見ていたと
思うが、こうして再度、見てみるとちょっと
青春ドラマチックなところもあって、バブル後の
時代にしては雰囲気にそぐわないところもあって
失われた何かを取り戻そうとするメッセージめいた
ものを訴えたかったのかなと今になって感ずる。
大学を卒業して数年、ボート部7人の仲間の物語。
恋愛、友情、仕事、、、それぞれの人生を歩み
ながらも仲間としての絆を確かめ合うという
ややもすればくさくなっちゃうストーリーを
上手く仕上げている。
さすがはフジ・ドラマ全盛時代の作品。
石橋保は最近、あまり見かけないなあ。
脇の戸浦六宏や加藤善博の独特の存在感は
渋く輝いているなあ。
みんな煙草、良く吸うなあ。
なんてことも思いながら楽しく鑑賞。
主題歌は浜田省吾「悲しみは雪のように」
https://www.youtube.com/watch?v=JhJZON8LyVo]]>
出物腫れ物なんとやら(後)(入院体験記4)
http://dawase86.exblog.jp/26522131/
2017-03-22T16:42:00+09:00
2024-01-31T20:04:15+09:00
2017-03-22T16:42:05+09:00
dawase86
よもやま話
苦手な方は絶対にここから先に
進まないでくださいまし~
「終わったら~」
と言われたものの、ベッドに寝たまま
用便するというのは、便意をもよおしても
なかなか困難だということを初めて知った。
出したいけど出せない。。。
これ、結構苦痛である。
全神経を肛門に集中し、頑張ること
20分あまり。何かが出たような、、、
とにかく下半身が麻痺している状態なので
出たような、出ていないような。
しかし、何となく気持ちも悪いので
涙のナースコール。
オムツを代えながら若きカワイイ看護師さん。
「ちょっと下ってますねエ~」
な、なんとオッサンの便の診断まで。
ありがたいやら、恥ずかしいやら
情けないやら。。。
「また、出たら呼んでくださいね」
すっかり落ち込むオッサンなのであった。
しかし、そこに追い打ちをかけるように
「あっ、ちょっと動いちゃったんで
また、今から8時間じっとしていてくださいね」
後頭部を鈍器で殴られたかのような衝撃が
走る。今までの3時間はなんだったんだ、、、
しかし、悲劇はまだ続く。
1時間ぐらいしてから、お腹がギュルギュル
鳴り出した。い、いかん、これはいつもの
下痢ピーじゃないかあ。
普段からお腹が弱いオイラに容赦なく
襲い掛かる大波小波の便意。
何度も出そうになるのだあが、あの天使の
ような若き看護師さんの手を煩わせては
ならない。いや、何よりまたオムツを
代えられるのは何とか回避したい。
ここからが、ザ・ガマン!!
何度も襲来する腹痛と継続的な腰の鈍痛。
精神があっちの世界にぶっ飛ぶほどの
苦しみを耐えに耐えて8時間。。。
やった~と思ったら
「すいません~、先生、他の患者さんが
長引いてまして~もう少し待ってくださいね」
いつもの笑顔が目に入ると同時に
全身の力が抜け、失神するかのように
記憶が遠くなっていった。。。]]>
出物腫れ物なんとやら(中)(入院体験記3)
http://dawase86.exblog.jp/26522088/
2017-03-22T16:21:00+09:00
2024-01-31T20:03:42+09:00
2017-03-22T16:21:35+09:00
dawase86
よもやま話
苦手な方は絶対にここから先に
進まないでくださいまし~
「これから8時間、動けませんので
頑張ってくださいね」
1時間後、その言葉の本当の意味を
初めて理解した。
下半身は止血のために拘束バンド?で
固定されていて仰向けのまま動けない。
下半身の感覚が半ば麻痺している。
にもかかわらず腰がコンクリートの塊を
押し付けられているような鈍痛がやって
くる。
我慢、我慢だが、、、
し、しかし3時間を経過して我慢できない
現象が我が身を襲った。
猛烈な便意をもよおしてきたのである。
しばらく我慢したのだが、こればかりは
どうにもならない。
恥を忍んでナースコール。
やってきたカワイイ看護師さんに
断腸の思いで伝える。
「すいません・・・べ、べ、べんいが・・・」
「・・・・」
唖然とする表情の看護師さん。
刹那、このオペは患者が便意をもよおす
という想定は端からしていないことがよ~く
わかった。
「もう出そうです。。。」
「そうですかあ~。じゃあ、もう一人
呼んできますんで、オムツしますから
もう少し我慢してくださいね」
と、優しい声で言ってくれたのだが
それが逆に情けなく申し訳ない気持ちで
いっぱい。
若きカワイイ看護師さん2名は
オッサンの足を動かさないよう
力いっぱい出して横にずらし
オムツ装着。その時間約5分。
「終わったらまたナースコールしてください~」
明るい声に笑顔でそう言うと
カーテンを閉めて行ってしまった。
(続く)]]>
29歳のメリークリスマス
http://dawase86.exblog.jp/26314781/
2017-01-13T00:12:17+09:00
2024-01-29T20:53:27+09:00
2017-01-13T00:12:17+09:00
dawase86
いにしえ
「29歳のメリークリスマス」
昨年末、ケーブルテレビで一挙放送されたのを
録画していたのだけれど、本日、全10話を
見終えた。
放映当時の1994年。
結婚を翌年に控え、公私、いや、連夜の遊びで
日付が変わる前に帰宅したことがなかったもの
だから、見逃してしまったのだけれど
FBで友達が取り上げているのを見て
面白そうだなと録画した次第。
典子(山口智子)、彩(松下由樹)、賢(柳葉敏郎)の
3人が織りなすラブストーリー。
「俺たちの旅」「男女7人夏物語」といった我が
ベスト10に入るドラマの脚本を書いた鎌田敏夫作品
だけに、時には熱く、時にはコミカルにほどよい加減に
仕上がった秀作。
当時、29歳だったこともあって、懐かしい日々を
を思い出しながら、楽しく鑑賞。
オープニング・テーマのマライア・キャリー
「恋人たちのクリスマス」も効果的だった。
ギバちゃん、「男女7人秋物語」でも
ケンちゃんだったが、本作でもケンちゃん。
いろんな意味でケンちゃん好きの我が世代には
微笑ましくなる名前。
それにしても、90年代までのドラマって
やたらと喫煙シーンがあるなあ。
あの頃って、喫煙率高かったもんなあ。
かく言うわたくしも一日二箱は吸う
ヘビー&チェーン・スモーカーだった。
ハッピーエンドというわけではないけれども
なんか、心癒されるドラマであった。
マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」
https://www.youtube.com/watch?v=yXQViqx6GMY
]]>
想い出の役者さん(22)
http://dawase86.exblog.jp/26051185/
2016-10-10T20:10:00+09:00
2024-01-29T20:53:27+09:00
2016-10-10T20:09:43+09:00
dawase86
いにしえ
春川ますみさん。
最近、全く見かけなくなってしまったが
一時期は、お母さん役で多数の映画、ドラマに
出演していた。
昨日、今村昌平監督「赤い殺意」を何年かぶりで
鑑賞したわけだが、主演が若き日(多分、30ぐらい)の
春川ますみさん。豊満な肉体を武器に体当たりの演技とは
このことかというぐらいの好演。
強盗に押し入った若い男といけないと思いつつも情交関係を
続ける人妻役なのだが、妙なリアリティーというのか
生活臭がプンプンする女の色気を完璧に演じ切っている。
とにかくエロイ。今村監督というのは、こうした体臭を
漂わせるエロさと心の奥底に潜むドロドロとした感情を
炙り出すのが実に巧い。やはり巨匠だ。
ドラマ「玉ねぎむいたら」だったか、桜田淳子さんと
松田聖子さんの母親役をやったのが、印象に残って
いるが、母親役の春川さんは全くエロさがない。
それもまた名演技。安定感と安心感のある女優さんである。]]>
本日の映画鑑賞(94)―マイ・バック・ページ―
http://dawase86.exblog.jp/26014081/
2016-09-26T22:29:00+09:00
2024-01-29T20:53:27+09:00
2016-09-26T22:28:38+09:00
dawase86
映画
愚息が録画してあったのを鑑賞。
学生運動華やかなりし頃、赤衛軍という正体不明の
過激派グループによる朝霞駐屯地自衛官刺殺事件という
のがあったんだけど、当時、朝日ジャーナルの記者で
今や著名な評論家となっている川本三郎が、スクープ欲しさ
から、事件の主犯格に金銭を供与し、証拠品を預かったり、
その証拠品を焼却したりと、さすがは朝日の伝統だみないな
感じの実話をモチーフにしている。
妻夫木聡さんが記者役。松山ケンイチさんが主犯役。
いずれも平成のイケメンだから役柄にフィットしていない。
むしろ、京大パルチザンの生みの親で、ロッド空港乱射事件の
奥平剛士や安田安之をはじめ、多くのゲリラ戦士に影響を
与えたカリスマ的存在、京大助手であった滝田修こと
竹本信之を演じた役者さんが際立つ巧さ。
他にも東大全共闘議長、山本義隆さんや若くして自死した
女優の保倉幸恵さんなんかをモデルにした人物が出てきて
当時を知るものとしては見応えがあったが、これを平成の
若い人が見ても相当、つまんないんじゃないかな?
事件そのものが、自己顕示欲の強い人物による
若い自衛官殺しで、公判中も責任転嫁に終始した
犯人グループということもあってか、映画自体も
後味の悪さが残ってしまった。
]]>
想い出の役者さん(21)
http://dawase86.exblog.jp/25592158/
2016-05-09T23:05:00+09:00
2024-01-29T20:56:59+09:00
2016-05-09T23:05:32+09:00
dawase86
いにしえ
田島真吾さん。
昨日、夜な夜な録画しておいた
NHK「レッツゴーヤング」を
見ていたら、いきなり登場してきて
思わず「あっ!明日の刑事だ」と
ひとり感激してしまった。
結構、ドラマにも出演して歌も出していた。
加納竜さんをすっきり、広岡瞬さんの
濃さを無くして、北詰友樹さんを
ちょっと濃くしたような感じの
まさしく昭和イケメン俳優であった。
説明にもなっていない説明だけど、、、
銀座NOWにも出ていたっけかな?]]>
本日の映画鑑賞(92)―11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち―
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2016-05-05T14:52:00+09:00
2024-01-29T20:56:59+09:00
2016-05-05T14:51:44+09:00
dawase86
映画
久しぶりに重量感ある作品を鑑賞。
既に歴史となっているいわゆる「三島事件」
三島の憂国の情がつのる中、盾の会結成から
割腹自殺を遂げるまでの日々を三島と死を
共にした森田必勝との交流を中心に描いている。
ほぼ、史実に忠実な展開。
冒頭の、浅沼委員長刺殺事件他実際の
フィルムや写真が随所に散りばめられており
作品そのものとの相乗効果を生み出している。
こうした作品は見る人の思想性に影響されやすく
評価が割れるところではあるが、若松孝二という
かつて日本赤軍に相当入れ込んでいった監督
ならではの視点から、独特の世界観が表現されて
いるように思う。若松作品でも一二を争う出来では
ないかと。
三島役の井浦新、森田必勝を演じた満島真之介。
共に難しい役どころを、時代の醸し出す雰囲気を
壊すことなく巧みに演じていた。
特に三島はあまりにも印象度の強い個性的な
人物なだけに演じるのは困難で鑑賞者のバーも
上がっているだけになかなか大変だったんじゃ
ないかな。]]>
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